2002年1月〜8月


 8月23日(金)

   会長妻です。またまた密かに更新です。(全然密かじゃないって)
  ボクシングを題材にした小説やエッセイ、マンガって沢山ありますよね。
  沢木耕太郎の『一瞬の夏』やちばてつやの『あしたのジョー』を読んでボクシングに興味を
  持った方も、きっと大勢いることでしょう。
  立松和平著作の『雨のボクシングジム』と『雨のサーキット』(共に東京書籍)というエッ
  セイ集に玉熊のエピソードが載っています。
  『雨のボクシングジム』の方は「世界チャンプへの果て遠き夢-国際ジム」という章で、国際
  ジム高橋会長へのインタビューを元に、まだ世界を取る前の玉熊に賭ける高橋会長の想いが
  描かれています。
  そしてもう一つ、『雨のサーキット』の中の「世界チャンピオンに宛てた二通の手紙」。
  これは立松和平さんからの、チャンピオンを陥落した玉熊への手紙です。
  私はまるで自分に宛てられた手紙のように、何度も何度も読み返します。
  もう十年以上も前、玉熊の二度目の防衛戦を、二日前に長男を産んだ飯田橋の病院のテレビで
  観戦していました。そして敗れてうなだれる玉熊の姿をブラウン管を通して観てました。
  その後、自分がどういう状態だったかは覚えてません。次の日、私の両親が病院に来て、玉熊
  が西新宿にある病院に入院したこと、ずっと前から網膜剥離で左眼は直径5ミリ程度の視界し
  かなかったことを知らされました。私は情けないことに、全く気付いていなかったのです。
  後から思い起こせば、玉熊が左側を歩かれるのをいやがってたこと等、気付く要素はたくさん
  あったのに。自分の脳天気さに呆れ返りました。もう激しい自己嫌悪です。
  その後、玉熊は二度の手術を終え退院、現役を引退しました。
  そんな時、『ナンバー』誌に掲載された立松和平さんからの手紙を読んだんです。
  そうなんだ。これが玉熊のやり方なんだ。もう、つべこべ悩むのはよそう。
  根が単純な私は、あっけなく立ち直りました。(玉熊はとっくに立ち直ってる)
  でも、この頃のことを思い出すと今でもちょっぴり切ないです。
  ボクサーは全てをかけます。眼の一つや二つ、命でさえも。
  それはすごい事なのだけど、そばにいる者にとっては辛い事です。
  でも、リングに立ってた玉熊が一番カッコよかったな。
  今は普通のおじさんだもん。(わたしもおばさん)
  
  『 レパード玉熊。この名前を、私たちはずっと忘れることはないだろう。一度チャンピオ
   ンになったものは、私たちの胸の中で永遠にチャンピオンなのだ。
    敗北の味というものも、悪いものではない。ここに人生が見えてくるのだ。ボクサーと
   して生きてきた十年近く、君は失ったものよりも、獲得したもののほうが多かったはずだ。
   ボクシングをやっていてよかったはずだ。それでいいのではないか。         』
 

  
手紙はこんな言葉で終わってました。ステキだね。



 8月17日(土)

   このホームページは現場のトレーナー等が原稿を起して、それを会長の自宅パソコンで会
  長妻である私が更新しているのですが、この日記ページの原稿があまりにもこっちに回って
  こないので(会長には催促してるのですが)、つなぎで私が何か書きます。ね。
  といっても普段現場に顔出さない私が何を書こう。と思案の果てに思い出した、先日みごと
  勝利をおさめたベン選手に関するエピソードをひとつ。

  今から一、二年前でしょうか。神楽坂下のウェンディーズ(そう帝拳ジムの下の)で玉熊家
  四人でボーっと過ごしていたところ、会長が突然「あいつ、なにしてんだ!」と叫ぶのです。
  何ごとかと見てみれば、試合前の減量期にあるベン選手がふらふら〜っとウェンディーズの
  中に入って来るではないですか。すかさず会長は「ベン! 食っちゃだめだぁ!!」と声を
  かけ、まさかこんな所に会長がいるとは思いもしなかったであろうベン君は「ド、ドリンク
  だけです‥‥。」とドリンク片手に私達の視界が届かない遥か遠くの席へと移っていったの
  でした。
  それを見ていた私はもう可哀想で可哀想で、「パパ、お腹すいてたんだよ。見逃してやれば
  よかったのに。」といっぱい責めました。でも会長は「いや、あいつはついてる。俺に見ら
  れたことで抑制することができた。」と一人うなずいてました。
  ネタにしちゃってゴメンね、ベン君。ホントにドリンク飲みたかっただけかもしれないのにね。

  減量といえば、会長の現役のときの減量はいつも完璧でした。
  フライ級はリミットは確か50.8キロぐらいだったと思いますが、普段から体重を56キロ以下
  に抑えといて、急激な落としかたをしないように心掛けていました。
  食べ物は全くの自己管理で、自分で夏みかんとかを買って来ては食事代わりに食べてました。
  ただ、困るのは一緒に暮らしている私です。私は万年食欲旺盛で三食しっかりと、できれば
  おやつまで食べたいのですが、横に夏みかんしか食べれない人がいては気兼ねします。
  でも、玉熊は「気にしないで、ちゃんと食べてくれ。」と言ってくれるので、堂々と食べる
  ことにしていました。しまいには、一人で晩酌までしていました。(ひどい嫁だこと)
  でも、玉熊はイライラをぶつけたり、弱音をはいたことも一度もありませんでした。
  そんな自己管理の能力と意志の強さが、玉熊が世界チャンピオンになれた原動力だったのでし
  ょう。(ちなみに網膜剥離になってたこともずっと隠し通してました。私も全く気付きません
  でした。ちょっと水臭いよね)

  ということで、おそまつながらの脱線日記でした。
  本来のジム日記が早く更新できるよう、つっついときますから。



 7月5日(金)

   6月29日、東京都日野市日野自動車体育館にて、日本アマチュアボクシング連盟が始めて
  公式戦として認定する、女子ボクシングの大会が行なわれました。
  参加選手は4名で、レパード玉熊ジム所属の小関桃選手も参加。残念ながら当日は試合形式
  ではなくスパーリングになってしまったものの、記念すべき第1回大会の第1組目のスパーリ
  ングを披露しました。
   相手は経験豊富な柳瀬(フラッシュ赤羽)選手。スピードにのったビックパンチを振るい
  ながらプレッシャーをかけて来ましたが、小関選手が軽快なフットワークでその前進をさば
  き続け、ときおり機を見てはスピードのあるワンツー、左のカウンターをヒット。
  規定の3R終了後には、予想外のレベルの高さだったのか、素晴らしい技術を見せた両者に
  会場から大きな拍手が起きました。
   2組目のスパーリングでもレベルの高いボクシングが披露され、初めての女子大会は、大
  きな成功を収めたといえるはずです。
   まだ19歳と若い小関選手。今秋には開かれる予定の全日本大会に備えて、早くも練習を再
  開しています。その若さと高い技術で将来のオリンピック出場も夢ではないかも知れません。



 5月25日(土)

  今月16日、玉熊ジム・ナンバーワンホープ(?)との呼び声も高い、女性ボクサーの小関
  桃選手が、後楽園ホールで2度目のエキシビジョンマッチを行ないました。
  前回は、軽快なアウトボクシングで後楽園ホールのファンからも、賞賛の声が上がった小関
  選手ですが、今回の相手はプロでの経験も豊富な、猪崎選手(花形)が相手ということもあり、
  なかなか思うようなボクシングができず、2Rを終えてしまいました。
  エキシビジョン終了後、反省の弁が多く口から出た小関選手ですが、まだまだ19歳。
  これも良い経験になったと思います。
  次回は、6月20日の玉熊ジムの主催興行でエキシビジョンに出場予定。
  今度は、本来のボクシングができるよう頑張りましょう。



 

 5月20日(月)

  先日、ジム練習生の中村さんから、「会長に相談がある」との電話が。
  聞いてみると「ウチの会社の社員を鍛えて、2カ月間で20kg痩せさせて!」との事。
  「20kgは難しいかもしれませんが、できるだけ協力しましょう」という事になり、
  早速その日から中村さんの会社の社員、多田さんの猛練習が始まりました。
  75kgあった体重は毎日の練習により、僅か10日足らずで68kg、つまり7kgの減量に
  成功しました。
  毎日、他の練習生の誰よりも大きな声であいさつをして、ジムに入って来る多田さん。
  これからがキツいかもしれませんが、一緒にがんばって行きましょう!!



 4月20日(土)

  
玉熊会長の趣味といえば読書。 ジムでも暇を見つけては読書にいそしんでいます。
  その会長に本を貸してくれるのが、練習生の山本さん。
  あらゆるジャンルの本を持っていて、まるで図書館のように様々な本を貸してくれます。
  玉熊会長は、推理小説から時代小説まで実に幅広いジャンルの読書を楽しむほうなのですが、
  山本さんは会長の要望に応えられるだけの蔵書があり、全くその本の所有量は驚くばかり。
  有吉トレーナーも月に何冊か本を借りる(ノンフィクションか紀行ものが多い)のですが、
  そんな時も「これ読みたかったんだよなー」というような本を貸してくれます。
  会長も、有吉トレーナーも、時には他の練習生もお世話になっているという「山本図書館」。
  これからも宜しくお願いします。


 4月3日(水)

  
3月27日、JCBより新しいランキングが発表され、玉熊ジムからは二人の選手がランキン
  グされました。
  先月、ウェルター級ランキング4位だった小林秀一選手は一つランキングを上げ3位に。
  いよいよタイトルマッチが手の届く位置に来ました。
  もう一人今月新たにフライ級10位にランク入りした山形俊彦選手。
  4年前の東日本新人王戦で決勝まで勝ち残りランキング入りを目前にしながらも、榎本(現日
  本3位)選手に惜敗。その後なかなかチャンスを生かせなかった山形選手ですが、先月無敗の
  ランキング9位鈴木選手に2RKO勝ちをし、漸く念願のランキング入りを果たしました。
  敗戦や怪我、幾多の苦労に泣かされて来た山形選手だけにこのランキング入りは本人、スタッ
  フ共々大変に嬉しいものでした。
  この勢いに乗って現在A級ボクサーとして戦っている3選手(フライ級小林昭善、ライト級棟
  方千加志、藤原康志)や、新人王トーナメントに参加している3選手(バンタム級寺西康太郎、
  平田和也、S.フェザー級青柳雅人)も頑張ってランキング入りを目指してほしいものです。



 3月27日(水)

  
玉熊ジムがあるのは、九段下靖国神社の近く。
  いわずと知れた桜の名所で、今年も見事に咲いた満開の桜が玉熊ジムの皆を楽しませてくれま
  れます。毎年この時期の花見を楽しみにしているスタッフ・飲酒部一同は、例年よりだいぶ早
  い今年の桜に「このままでは花見ができなくなってしまう」と大いに慌て、急遽3月23日のベ
  ンの試合後に祝勝会を兼ねて花見をしようという事になっていました。
  しかし、ベン選手は微妙な判定負け。 花見どころではなくなり、その日はジムでのビールはや
  やめに。
  漸く花見をしようと思い立ったのは25日の練習後。
  靖国神社内の出店に入り、桜を見ながら美味しいビールを・・・と出かけた飲酒部一同でした
  が、練習を終え靖国神社に着いたのがすでに10時半過ぎ。
  すでに出店の多くは店閉まいしていて、かろうじて開いていた店は桜が全く見えない位置にあ
  る店・・・。先日のベン選手の判定負けといい、ツイてない。
  いつものジムで飲むのとあまり変わらないものの、会長のご馳走で美味しいツマミが食べれた
  事が救いでした。 飲酒部一同、感謝。
  来年こそは、祝賀会を兼ねた花見をしっかりと桜の見える場所でしたいものです。



 
 3月13日(水)

  
玉熊ジム「部活動」第3弾、今回は“マラソン部”を紹介という事で、書き手も「ようやくボ
  クシングジムらしい話が書けるな−」と、ホッとしています。

  玉熊ジムの近くには、皇居や北の丸公園といった絶好のマラソンコースがあります。
  これを生かさない手はないわけで、玉熊ジムの練習生の多くが練習の合間にロードワークに行
  きます。今まで何回かマラソン大会に参加もしてきました。
  皇居で毎年12月に『チャリティーマラソン』があり、会長を始め練習生がこの大会に参加した
  後、忘年会を行なうというのが通例になってました。
  ところが年々参加者が減り、ついに一昨年はマラソン大会出場者がゼロとなり、忘年会のみが
  行なわれるという事態に陥ってしまいました。
  かつては率先して“マラソン部”の活動をしていた会長も走らなくなり、でもビールの摂取量
  は同じという生活がたたりお腹の回りが気になり始め、「また走らねば」と思うものの忙しさ
  や面倒臭さから一向に走り始めず。また、もともと走るのが嫌いな有吉トレーナーは、ジムの
  近くを走る人達を見る度に「やっぱ、走らんとな〜」などと言ってますが気力さえ無さそう。
  こんな事ではまた今年も『チャリティーマラソン』なしの忘年会、つまり、ひたすらビールを
  飲みまくり増々ビール腹に拍車をかけることになってしまう・・・。
  この非常事態を救うべく(?)、“マラソン部”の復活を推進してくれる人募集中です!
  ジムの練習生は勿論の事、九段近郊のマラソン愛好者でボクシングに興味のある方がいたら、
  是非玉熊ジムに入会して“マラソン部”復興に向けて力を貸してください!



 3月4日(月)

  
2月はレパード玉熊ジムの看板ボクサー、小林秀一がKO勝ち。
  自身の3連続KO勝利と共に、玉熊ジムの今年の連勝を3に延ばしてくれました。
  小林選手は、5月にランキング4位加藤荘次郎(協栄)選手との対戦が決まり、今月18日には
  11勝中8KOの強打者山形選手が念願のランキング入りを賭け、日本9位の鈴木(協栄)選手
  と対戦、さらに新人王トーナメントも発表となり、ますますジムも活気づいています。
  女性ボクサーの方も、先日スパーリング大会でデビュー戦を白星で飾った小関選手が、国際ジ
  ムで日本フライ級タイトル戦に出場した土田選手とスパーリングするなど、こちらも負けじと
  頑張っています。

  ますます活気づく玉熊ジムですが、3月のこの時期何といっても特徴的なのは新しくボクシン
  グを始める人達です。
  新学期を控えた学生、年度末、年度始めを機会にボクシングを始めようというサラリーマンの
  方から、OLの人達まで様々な人が玉熊ジムの門を始めてくぐります。
  この日記を見ている人で、ボクシングや玉熊ジムに興味のある人、また何か新しいことを始め
  たいと思っている人は、新しい仲間の多い3月4月のこの時期にボクシングを始めてみません
  か? 随時無料体験を受け付けていますので、気軽に見学に来てください!
  スタッフ一同心よりお待ちしております。




 3月3日(日)
 
  前回紹介した「飲食部」に続いて活発な玉熊ジム内の“部活動”といえば「麻雀部」。
  今回の日記は「麻雀部」の活動に最も積極的な玉熊会長の要望で、「麻雀部」についての話し
  です。
  「麻雀部」は、“麻雀不敗”を自称する有吉トレーナーと玉熊会長、麻雀マンガを読むほどの
  麻雀好きな初代玉熊ジムトレーナーのジャッカル永坂、玉熊ジム練習生でジム近くのイタリア
  料理店マスター横山氏の4人で発足。第1回大会は有吉トレーナーが優勝しました。
  この第1回大会後、玉熊会長はジムで麻雀の本を読み、勉強するほどの熱の入れよう。
  この雰囲気がジム内に伝わり、当ホームページ掲示板でもお馴染みの緑一色さん、毎週土曜日
  にジムにやって来て会長の馬券を買ってくれるカワバタさん、中村トレーナー、横山氏の経営
  するイタリア料理店のコックさんの高野氏が新たに加わり、2卓で麻雀を打てるほどにその活
  動は広がりました。
  それにしても麻雀とは本当に性格の出るもので、例えば第1回大会に参加した4人でいうと、
  有吉トレーナーは守りに入っている時でも常に攻撃を考えている積極的な打法で、玉熊会長は
  マイペースで慎重にパイを切っていく戦法、ジャッカル永坂は徹底的に危険を回避するのが特
  徴で、横山氏はディフェンスに難あり、と様々。
  何かこのスタイルがこのままボクシングのスタイルになっているような気がします。
  第1回,2回大会で優勝しながら、最近は家庭の事を考え麻雀大会に参加を見合わせている有吉
  トレーナーの代わりに、プロ選手の渡辺君(ボクシング同様ガードがあまい!)が新部員にな
  ったり、引退した小野里君の父親まで次回大会に参加するなど、ますます活動的な「麻雀部」。
  近い将来、雀荘すべての卓を玉熊ジムが占領するなんて事になるかも知れません。



 
  2月23日(金)

  
玉熊ジムでは、毎日プロボクサーからシェイプアップ目的の女性まで、様々な人が練習に訪れ
  ます。
  多い時には50人以上の人がジムに訪れ、汗を流しています。
  プロボクサーでも、シェイプアップ目的の女性でも、ジムに来た人には必ずミットを持つ事を
  モットーにしている玉熊ジムでは、練習生が多い時はスタッフ一同疲労困ぱい。
  そんな時スタッフが必ず欲しがるものは、何といってもビール。
  練習の終り間際になると、中村トレーナーがお使いに行って大量のビールを買いに行きます。
  スタッフ一同ビールを飲みながら談笑していると、練習を終えた練習生が一人二人とその輪に
  加わってきます。(もちろんプロには飲ませません!)
  練習後にビールを飲むことが頻繁な人はいつの頃からか「飲酒部」と呼ばれ、練習後の幸せな一
  時を過ごしています。
  『ボクシングジムで酒を飲むなんてけしからん!』という声がどこからか聞こえてきそうです
  が、これもアットホ−ムな玉熊ジムならではで、なかなかいいな〜、と最近ビール腹が気にな
  ってきたトレーナーの有吉などは思ってしまします。
  「飲酒部」の歴史(なんだ、それ)は、練習を終えた後ビールを飲まずにはいられないトレーナー
  の有吉が、玉熊ジムに来た3年ほど前から。
  練習生を飲みに連れていくうちに自然発生しました。
  その後、有吉トレーナーが結婚し一時期酒の量が減った時(今はすっかり復活)、「飲酒部存続の
  危機」を救うために「飲酒部部長」に就任したのが女性練習生のガチャピン。
  以来、玉熊会長も加わり、連日活動を行なっています。
  余りにその活動が盛んなため、家での肩身が狭くなった会長、有吉トレーナーですが、一日の
  疲れを癒したり、又反省したりする重要な場であり、スタッフと練習生の壁を無くす貴重な機
  会でもあると今日もビールを飲みながら思ったりします。

  ちなみにジムには他に「麻雀部」と「マラソン部」があります。



 
 2月15日(金)

  1月末日、バンタム級の6回戦ボクサー小野里健一選手が、引退の挨拶をするためジムを訪れ
  ました。これまで12戦を戦い、その度素晴らしい戦いを繰り広げてきた小野里選手ですが、
  昨年3月の試合で眼か底骨折をしてしまい、その怪我が回復せず12月の試合を最後に引退の
  決意をしたそうです。
  日頃から練習熱心だった小野里選手は、引退の挨拶をしに来たこの日も練習を行ないました。
  この時風邪をひいていてマスクをしていた有吉トレーナーも、最後のミットを持ちながら「
  今日、無理してジムに来て良かった」と感慨にふけっていました。
  しかし、そんな和やかなムードが2Rのミット打ちを終えた後、小野里選手が発した一言で凍
  りつきました。
  
  『有吉さん、最後にスパーリングやってください!』
  『・・・え!?・・・、本当に?』

  通算6割のKO率を誇った小野里選手のパンチ力は、毎日ミットを持っていた有吉トレーナー
  が誰よりも知っています。
  「無理してジムに来なきゃ良かった。家でおとなしくしているべきだった・・・。」
  それでも仕方なしに、嫌々リングに上がった有吉トレーナー。
  やる気満々の小野里選手を尻目に、「あいつ、今まで練習で散々しごいた恨みを晴らすつもり
  か・・・」
  再び体調不良を押してジムに来た事を後悔。
  それでも何とか無事にスパーリングを終え、二人で記念撮影。
  仕上げは会長自らミットを持って、最後の練習をしました。

  自分の髪の毛を自分で切ってしまうという器用さを買われ、ジムで会長や有吉トレーナーの散
  髪をしたり、同僚の試合には必ず試合場に駆け付けビデオ撮影をかってでる優しい小野里選手。
  こんなにジムメイトに愛された選手はいなかったかもしれません。
  今後はパン屋さんへの就職が決まっているそうですが、持ち前の器用さや、優しさが、今後の
  人生でも必ず生きるはずです。
  玉熊ジムでは、これからも小野里選手を応援していきたいと思います。

 


 2月1日(金)

  1月19日の第1試合に出場した寺西康太郎選手が、2002年玉熊ジムの最初の試合。
  豪快KO勝利で今年もいいスタートがきれました。
  実はこの試合前、セコンドの佐藤ヒデキ先生の車で試合に向かう途中、
  寺西選手と有吉トレーナーの間でこんな会話がありました。

  有吉 『最初のKO勝ちがタオル投入。2度目は前のめりに倒したから、今度は後ろに吹っ
      飛ばしてリングから落とすぐらいのKOじゃなきゃ。』
  寺西 『・・・あぁ、はぁ・・・』

  
さすがにリングからは落とせませんでしたが、相手を後方に吹っ飛ばす豪快なKO勝利。
  有吉トレーナーの無茶な注文にも見事に答えました。
  試合後通路に引き帰して来た有吉トレーナーに玉熊会長も「本当に吹っ飛ばしたね」と笑顔で
  語りかけていました。
  これで3勝3KOの寺西選手。次はどんなKOを見せてくれるのか楽しみです。

  寺西選手、ベン選手が見事な勝利で飾った翌20日。
  JBスポーツジムでスパーリング大会が行なわれ、玉熊ジムからも4選手が出場しました。
  中でも光ったのが、この日唯一の女性試合に出場した小関選手。
  5年の経験がある小関選手ですが、試合はこの日が初めて。
  しかも相手はキックボクシングの経験があり、身体も一回り大きな選手。
  会場入りした時には、緊張の色を隠せませんでした。
 
  有吉 『昨日、眠れた?』
  小関 『あんまり・・・』
  会長 『試合まで時間があるから、何か食べる?』
  小関 『食欲ないです・・・』

  やばい・・・。
  会長や、有吉、中村トレーナーまで緊張が移ってしまいました。
  しかし、前の試合を見ているうちに緊張がとれてきたのか、蒼白だった顔色が元に戻り、
  試合前には「おなかが空いてきた」と言えるまでリラックスできていました。
  試合は小関選手がテクニックで終始相手を翻弄。
  文句無しの判定勝利で、デビュー戦を白星で飾りました。
  小関選手は、この2日後の後楽園ホールでのエキシビジョンマッチのも出場。
  ホールの観客にも優れたテクニックを披露しました。
  普段は大学に通う女子大生の小関選手。
  この強行軍のスケジュールで、テストが心配だとか。

 

 

 
 1月7日(月)
 

  女性練習生の多さも玉熊ジムの特徴の一つ。
  アマ選手(全日本王者も在籍)から、体力作り、ダイエットまで、各々の目的に応じてがんば
  っています。
  そんな中、去年ジムから2組のカップルが結婚しました。
  今年3月に子供が生まれる、甲斐君と井上さんの目下の悩みは、ジムに練習にこれないことだ
  とか。
  元気な赤ちゃんを生んで、今度は3人でジムに遊びに来て下さい。
  去年10月24日の興行では、玉熊ジムから出場した2選手がそろって勝利。
  スタッフ一同、試合後に飲んだビールのおいしかったこと・・・。
  もう一人、エキジビジョンに出場した小倉さん。
  38歳ながら現役プロ顔負けのスパークリングを披露しました。
  壮年層も元気な玉熊ジム。プロ選手も負けずに頑張って下さい。

 

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